プロジェクト進捗状況14 (2022.02.20)


◉Fusion360でパズルゲームの製作



   以前、横浜市泥亀地域ケアプラザ様にインタビューを行なった際に、介護用品とは別に、リハビリや頭の体操として行なっているレクレーションの提案があった。
   具体的には、デイサービスや介護施設などでは毎日入居者が集まって、パズルや字の書き取り、歌唱などを行なっている。
   レパートリーが少くない上に、一歩間違えれば幼稚園児と同じ扱いとみなし参加を拒否する方もいるという。
   そこで、五感を使ったボードゲームやコロナ禍に対応した個人的に行えるものが欲しいと仰っていたので、今回はパズルゲームを製作する。




   スケッチより、横150mm・縦50mmの長方形を描き、押し出しにより高さ10mmの土台を作る。




   スケッチより0〜9の算用数字を描き、押し出し(5mm)で土台に窪みをつける。




   同様に、円・正方形・三角形・五角形をスケッチで描き、押し出し(5mm)の窪みをつける。




   最後に、ピース部分を作る。
   土台用のスケッチより1mm小さくスケッチを行い、押し出し(10mm)で立体にする。




 ◉使用例


  ※同色のフィラメントでの印刷なので、わかりやすくするためにピース部分を黒で塗装した。

   パズルの構造もピースも単純であり、ゲーム感覚で手の動作や情報処理能力を鍛えることができる。